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豆乳の飲み過ぎには注意!豆乳イソフラボンがホルモンバランスを崩す?!

女性が豆乳を飲み過ぎるとホルモンバランスが崩れ、生理不順や不正出血などが起こるほか、子宮内膜症の発症リスクを高めてしまうことがあります。

 

これらの現象は、豆乳に含まれる「大豆イソフラボン」による作用が関係していますが、あくまで飲み過ぎてしまった場合に起こる事例です。

 

1日1杯の豆乳でこのような現象が起こることはないので過度の心配は禁物です。

 

 

ここでは、豆乳を飲み過ぎたことにより私たちのカラダにどのような影響が起こるのか「大豆イソフラボンのホルモン作用」について詳しくご紹介します。


 

豆乳の過剰摂取によるカラダの変化

 

豆乳を過剰に摂取してしまうと脳が勘違いを起こします。

 

大豆イソフラボンが女性ホルモンと似た構造であるため、脳が「あれ?女性ホルモンが余分に分泌されているわ」と判断し、排卵をとめてしまったり、月経不順や不正出血を起こしてしまったりなど赤ちゃんができにくい体にしてしまうことがあります。

 

豆乳の飲み過ぎは「子宮内膜症」のリスクを高めてしまいます

 

子宮内膜症とは、本来子宮の中にしかできない子宮内膜が卵巣や直腸、膀胱のなかにできてしまう病気で妊娠経験のない女性に多いとされています。

 

子宮内膜症の代表的な症状は激しい月経痛です。その他にも腹痛や腰痛、不正出血などの症状がでることがあります。

 

豆乳の大豆イソフラボンを1日の上限値の2倍以上の量「150mg/日」を5年間にわたり飲み続けるという試験の結果から、「大豆イソフラボンを大量に長期間続けて摂取」すると子宮内膜症が発症するリスクを高めてしまうと言われています。

 

 

妊婦さんは特に注意が必要

 

妊婦さんが豆乳を過剰に摂取してしまうと「産まれてくる赤ちゃんのガン発生リスクを高めてしまう可能性がある」と言われています。

 

豆乳に含まれる大豆イソフラボンやケルセチンなどの成分を大量に摂取した場合、体のなかでガンの発生を防ぐトポイソメラーゼUという酵素の働きをジャマしてしまいます。それが原因となり遺伝子異常を起こしてしまいガンを発生させてしまうことが考えられます。

 

次に、1歳未満の乳幼児の白血病(骨髄性白血病、リンパ性白血病)に大きく影響を与えるのがこの「遺伝子異常」だと言われています。子宮の中でトポイソメラーゼUの働きを阻害する成分に晒されることが大きく影響していると言われています。

 

  • 大豆製品を過剰に摂取
  • イソフラボンやケルセチンを大量摂取
  • ガンを防ぐ酵素(トポイソメラーゼU)の働きを阻害
  • 白血病などのガンリスクが高まる

 

妊婦さんは特に注意が必要ですね。通常の食事の範囲を著しく超えて大豆製品を摂りすぎないようにしましょう。

 

参考資料:大豆イソフラボンを含む特定保健用食品(3品目)の食品健康影響評価のポイントについて

 

なぜ、このようなことが起こるのか?

 

豆乳に含まれる大豆イソフラボンとは、ポリフェノールの一種で女性ホルモンの「エストロゲン」と似たような構造をしています。

 

似たような構造であるため、カラダの中では「大豆イソフラボン」と「女性ホルモン(エストロゲン)」の区別がつかなくなり、同じような作用をもたらすと言われています。

 

大豆イソフラボン
  • 大豆に含まれるポリフェノールの一種
  • エストロゲン(女性ホルモン)と似た構造
  • カラダが「女性ホルモン」と勘違い
  • エストロゲンと似たような働きをする

 

そのため、体内では「豆乳を過剰に摂取した状態」と「女性ホルモンが過剰に分泌された状態」では同じようなカラダの変化が起こるとされており、豆乳を含む大豆製品には、一日の摂取量の上限値が決められています。

 

大豆製品に含まれる「大豆イソフラボン(成分として)」の1日の上限摂取量は70mg/日〜75mg/日とされています。豆乳に換算するとコップ3杯分(600ml)が上限摂取量となります。

 

ただし、上限摂取量を1度超えただけで「健康被害が起こる」というものではなく目安としての数値です。上限値を大幅に超え、長期間に渡って継続的に摂取した場合に「健康的に良くないことが起こるかもしれないから注意してください」といった基準値です。

 

豆乳の飲み過ぎには充分注意しましょう

 

豆乳の飲み過ぎで起こりうる健康への影響をまとめると、

  • 生理不順
  • 不正出血
  • 無排卵月経
  • 胎児のガン発生リスク
  • 子宮内膜症

などのリスクを高めてしまうことが分かっています。

 

これらの事例をみてもわかる通り豆乳などの大豆製品の飲み過ぎ、摂りすぎには充分注意が必要です。

 

ただし、推奨される量を超えてしまえば、ただちにこれらのことが起こるのではなく「多量に長期間に渡って過剰摂取」した場合に起こりうる可能性があるということで、豆乳などの大豆製品に有害な成分が含まれているというものではありません。

 

どれだけ健康に良いものでも「偏りすぎ」は良くありません。薬も用法容量を守って服用すれば病気を治しますが、1度に大量に服用してしまうと本来期待される真逆の反応、副作用を起こしてしまいます。

 

豆乳も1日の上限摂取量の範囲内(コップ3杯まで)にとどめておきましょう。

 

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当コンテンツは以下の資料を参考に作成したものです。

 

内閣府食品安全委員会事務局
大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方
https://www.fsc.go.jp/sonota/daizu_isoflavone.html

 

大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A
https://www.fsc.go.jp/sonota/daizu_isoflavone.html#10

 

大豆イソフラボンを含む特定保健用食品(3品目)の食品健康影響評価のポイントについて
http://www.fsc.go.jp/hyouka/isoflavone/hy_isoflavone_hyouka_point.pdf

 

日本医師会
子宮内膜症
https://www.med.or.jp/chishiki/sikyuu/003.html

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